アンセリンとは

アンセリン
アンセリンとは、1929年に発見された、魚や鳥などの筋肉に含まれる動物由来のペプチド(アミノ酸とタンパク質の中間の性質を持った成分)の一種で、エネルギーの消費が活発な組織に多く存在している成分です。
アンセリンは、化学式で「C10H16N4O3」と書き、「β-アラニン」と「メチルヒスチジン」という2種類のアミノ酸が結びついた構造をしています。
アンセリン持つ基本的な働きは、乳酸を分解する速度を上げることや疲労回復、疲労の蓄積をやわらげることです。その中でも、マグロやカツオから抽出したアンセリンには、尿酸の産生を抑えたり、排出する役割があります。

アンセリンを多く持つ生き物は、マグロやカツオ、鮭、サメなどの海洋生物や、ニワトリやガチョウなどの鳥類です。これらの生き物は、長い距離を泳いだり飛んだりするためにかなりの体力が必要になりますが、筋肉の中にアンセリンが多いため、乳酸の分解が素早く行われ、疲労がたまりにくいのです。

対して、私たち人間や牛、豚、馬などの哺乳類は、圧倒的にアンセリンが少なく、代わりにカルノシンというアンセリンとよく似た構造の成分が存在しています。
カルノシンは、アンセリンと同じ2種類のアミノ酸によって構成されているペプチドの一種で、活性酸素を抑えるエイジングケア効果や生活習慣病予防効果、さらには運動時には欠かせない瞬発力を高める効果のある成分です。

アンセリンは、カルノシンと比較すると、摂取した時に体内で3倍壊れにくい特徴があります。
痛風改善にアンセリン
痛風の激しい痛みの原因は尿酸です。
健康な人であれば体内に1日で600~700mgの尿酸が作られますが、腎臓から排泄されるため常に一定量を保たれています。
尿酸が増えすぎると血液に溶けきれない尿酸が結晶化して関節に沈着していきます。
それが剥がれ落ちた時に、免疫機能の白血球が攻撃!関節に炎症を起こし激しい痛みを起こすのです。
「アンセリン」は、尿酸を作り過ぎるのを防ぎ過剰な尿酸も排泄してくれる働きがあります。
長時間泳ぎ続ける回遊魚のパワーの源でもあり、疲労を軽減するアンセリンは、痛風患者の救世サプリです。